山間の広場で出会ったベンチ。今は使われなくなり落葉のベンチとして広場の横にそっとその時をすごしている。この広場は、子供達やお年寄りの憩いの場であることが直ぐに解る。そんな、憩いの場も少々、使われなくなりそうな気配・・・過疎なのか、それとも子供達は外で遊ばなくなったのか・・・そんな絶好の広さ(広すぎない)遊び場は、昔は夕暮れ時まで子供達の声が響き渡るそんな場所だった・・・こんな景色をみると夕暮れ時でもあり、賑やかだった頃が思い浮かばれ、過ぎ去った時間をヒシヒシと感じながら、夕暮れの寂しさが伝わってくるベンチだった。