八月最後の日になり、行く夏を惜しみつつ秋を見つけに長野にあしをむけた。ソバ畑と青空の組み合わせて撮影したいからである。まだ、流石に8月なのでいくらか早いけど、あと一週間後位がベストと思われる。この場所に通い始めて数年になるが、そのときは偶然やってきたのである。この農道の先に素晴らしい景色がまっていたのである。農家の人に、撮影するのはOKだけど、場所を公開しないで欲しいと頼まれたのを今でも覚えている。カメラマンが大勢押し寄せて作業の邪魔になったり、畑に入って農作物に被害が出たり、あまり良いことがないのが原因らしい。その約束を守っているのは言うまでもない。大勢で押しかけて撮影することが出来ない山間の秘密の場所に今年も行く季節になったのである。